通常の矯正治療では歯の表面に装置をつけて全体的に歯を動かして歯並びや噛み合わせを整えます。しかし、部分的に歯を動かすことがあります。たとえば、「1本だけ奥に生えている上の歯を前に出してキレイに並べたい」とか、「下の前歯のデコボコしているところだけキレイにしたい」ときには、部分的な矯正治療で済むことがあります。
どんな歯並びにも適するわけではありませんが、部分矯正でキレイな歯並びを手に入れられるかもしれません。お気軽に千葉県柏市明原の歯科医院「柏 なかよし矯正歯科・小児歯科」にご相談ください。
歯列矯正には、すべての歯を対象とする「全体矯正」と、部分的な歯を対象とする「部分矯正」という2つの治療方法があります。多くの方がイメージする歯科矯正は全体矯正かもしれませんが、最近では部分矯正も注目されています。
全体矯正と部分矯正には、異なる特徴やメリット・デメリットがあります。それぞれの違いを理解し、ご自身に合う治療を選択することが重要です。
部分矯正の治療では、歯の特定の部分のみを対象とし、通常、1〜2本または3〜4本の歯が矯正の対象となります。部分矯正は、短い治療期間で気になる部分だけを治療することができるというメリットがあり、特に前歯の部分矯正を希望される方が多くなっています。
部分矯正で全体的な歯並びや噛み合わせを改善することはできないため、歯並び全体が気になる方は全体矯正をおすすめします。
全体矯正の治療では、すべての歯が矯正の対象となります。一般的に矯正というと、この全体矯正をイメージする方が多いのではないでしょうか。
全体矯正では、全体の歯並びや噛み合わせの改善が期待できますが、部分矯正と比較すると、治療期間は長く、治療費も高額になります。
部分矯正で対応できないケースもあります。矯正の必要がある歯が全体に及ぶ場合や、奥歯の噛み合わせに問題がある場合、または部分矯正によって全体の歯並びに悪影響が及ぶ場合などは、部分矯正が難しくなります。
患者さまのご希望を伺いながら、お口の状態を確認させていただき、部分矯正が可能か慎重に判断いたします。ご不明点などがございましたら、お気軽に担当医師にお尋ねください。
千葉県柏市明原にある「柏 なかよし矯正歯科・小児歯科」で実施している部分矯正には、ワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。
部分矯正は、全体矯正と比べて、治療期間も短く、費用も抑えられるため、おすすめの矯正方法です。どのような矯正方法が良いのか、患者さまのお口の状態やご希望に合わせて適切に判断させていただき、治療いたします。どうぞ、気軽にご相談ください。
まずはカウンセリングにて、患者さまの歯並びに関するお悩みやご希望の矯正方法などをおうかがいします。
ご不安な点やご質問など、些細なことでもお気軽にご相談ください。
患者さまの歯並びや噛み合わせなどのお口の状態や、骨格の状態により、どのような部分矯正の治療方法を選択するか、部分矯正が可能かどうかも含めて判断することになります。この際の判断材料となるのがレントゲン撮影や顎関節の状態検査、口腔な検査、口腔内写真撮影、お顔の撮影などの検査です。
検査結果をもとに、総合的に判断して最適な治療計画をご提案いたします。部分矯正の具体的な治療方法や治療期間、かかる費用などを丁寧にご説明いたします。
ご質問などがございましたら、お気軽にお尋ねください。
部分矯正を行うと、矯正装置があるため通常よりも歯みがきが難しくなります。そのため、あらかじめブラッシング指導を行っています。また、矯正後も定期的なブラッシング指導を行っております。
部分矯正の矯正装置を装着して治療をする期間は約6〜8ヶ月になります。この期間は、1ヶ月に1回を目安にご来院いただき、患者さまの使用感をうかがいながら調整を行います。
部分矯正の治療後は、整えた歯並びが元に戻るのを防ぐために保定処理を行う必要があります。この期間の来院頻度の目安は約3〜6ヶ月に1度です。