柏 なかよし矯正歯科・小児歯科 TEL:04-7199-9911

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月~金8:30~12:30/14:00~19:00
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開咬

開咬とは?

開咬(かいこう)とは、上下の歯が正しく噛み合わず、噛んだ際に隙間ができる状態のことをいいます。開咬には、前歯部分で隙間が生じる「前歯部開咬」と、奥歯部分で隙間が生じる「臼歯部開咬」があります。
 
開咬によって口呼吸が増えることで、口腔内が乾燥し雑菌などが増殖します。これにより、むし歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。また、噛み合わせが悪いため歯に負担がかかるおそれもあります。このような口腔内の深刻な問題のみならず、開咬は外見上の見た目にも影響を与えるので、早めの治療をおすすめします。

開咬になる原因


以下のような原因により、開咬になるといわれています。

骨格的な不調和

上下の顎の大きさなどが極端に異なっているなど、骨や顎のバランスがとれていないことが、開咬の原因のひとつとして考えられています。

歯の角度や配置の不調和

歯が本来あるべき位置や角度にない場合も、開咬の原因となります。
特に前歯が前方に倒れている方で開咬の方は多くなっています。

悪習慣

指しゃぶりや口呼吸、舌で前歯を押す、などの習慣は骨格にも影響を与える可能性があり、これらの習慣が開咬の原因となっていることも考えられます。

事故や外傷

交通事故や転倒などによる大きなけがにより、骨や顎などが損傷すると、開咬になることがあります。

こんな方におすすめ

以下に当てはまる方に、開咬治療をおすすめしています。

  • 歯並びが気になる
  • 口呼吸になっている気がする
  • 歯並びや噛み合わせの悪さにより、見た目に影響がでている
  • 発音がしづらい
  • 顎関節症で悩んでいる
  • 噛み合わせが悪く、歯に負担がかかっている

当院の開咬治療の特徴について


当院で実施している開咬の治療方法をご紹介します。

顎顔面矯正

顎の骨や顔の形を整える矯正治療を顎顔面矯正といいます。
骨格のバランスを整え、歯並びや開咬を改善していきます。開咬の原因となるような指しゃぶりや口呼吸などの習慣も改善する指導を行います。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、ブランケットとよばれる矯正装置と金属製のワイヤーで歯を固定する矯正方法です。矯正装置を装着することで、歯を正しい位置に整列させていきます。
目立たない矯正装置を使用したワイヤー矯正も提案させていただきますので、矯正装置の見た目が気になる方などは、ぜひご相談ください。

インビザライン

インビザラインとよばれるマウスピース型矯正もございます。
開咬の程度によっては、マウスピース型矯正によって歯並びを整えることが可能です。マウスピース型矯正のみでは治療が難しい場合、ワイヤー矯正と併用した治療を行うこともあります。

開咬治療のメリット

開咬治療のメリットをご紹介します。

歯並びが整うことで、自然な口元になり、気になる見た目が改善する

噛み合わせが良くなり、歯への負担が減る

正しい噛み合わせで、食事をよく噛んで食べられるようになる

口呼吸が改善し、むし歯や歯周病のリスクが減らせる

開咬治療のデメリット

開咬治療には、以下のようなデメリットが考えられます。

開咬の程度によっては、矯正治療を行っても改善がみられないことがある

矯正治療の費用が高額になる可能性がある

治療が必要な歯がある場合、矯正治療より先に治療が優先される

矯正治療で痛みや不快感などを感じることがある

当院の開咬治療の流れ


当院の開咬治療の流れをご説明します。

STEP 01

初診のご相談・カウンセリング

まずは、カウンセリングで患者さまの開咬の症状やお悩みなどをお伺いさせていただきます。患者さまのお悩みやご希望をうかがいながら、開咬治療の治療内容や治療期間、費用などもご説明いたします。
ご不安な点や疑問などがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。

STEP 02

精密検査

治療に必要な精密検査を行います。レントゲン撮影、口腔内の写真撮影、口腔内の診査、歯型作製などを実施し、患者さまのお口の状態を正確に把握します。

STEP 03

診断結果・治療計画のご説明

精密検査や診断をもとに、患者さまのお口の状態やご希望に応じた適切な治療計画を提案させていただきます。この際、詳細な治療内容や費用、治療期間についてもくわしくご説明いたします。

STEP 04

治療の開始

開咬の矯正治療を開始し、矯正装置を作製します。むし歯や歯周病など、治療の必要がある歯がある場合は、矯正治療前に治療を行わなければなりませんので、ご了承ください。虫歯や歯周病の治療は当院から徒歩1分の本院と連携して行います。

STEP 05

矯正治療

マウスピース型矯正(インビザライン)の場合は、患者さまご自身でマウスピースの着脱を行っていただきます。ワイヤー矯正の場合は、矯正装置のブラケットとワイヤーを固定する処置を行います。
来院頻度は、マウスピース型矯正では2ヶ月に1回、ワイヤー矯正の場合は1ヶ月に1回が目安となります。

STEP 06

保定および術後観察

矯正治療によって歯が正しい位置に並び終わると、整えた歯並びが元の状態に戻るのを防ぐため保定という治療に移行します。保定には、リテーナーとよばれる保定装置を装着します。

STEP 07

治療終了

歯の戻りがみられないようでしたら、保定期間を完了し、開咬の治療が終了となります。